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患者さん・ご家族等一般の方へ

これからは緩和ケアですねと言われた方へ

緩和ケアはつらさを和らげる治療

緩和ケアは病気と診断されたその日から受けられるものです。
しかし、実際には、病気が進んだ段階で主治医などから「これからは緩和ケアですね」と説明されることもあり、緩和ケアに対し「もう治療ができない人のもの」とマイナスのイメージをお持ちの方も多いと思います。

たとえ、積極的ながん治療を続けることが難しい状況であったとしても、身体と心のつらさを和らげておだやかに過ごす治療には大きな意味があります。あなたの人生にとって大切な日々であることに変わりはありません。ぜひ、一緒に考えさせてください。

これからをどう過ごすかについての相談

「これからは緩和ケアですね」と言われ、どうしたら良いか困っておられませんか。これからの生活についていつでも相談することができます。
いま治療を受けている病院が、がん診療連携拠点病院であるなら、院内の「がん相談支援センター」に相談されることをお勧めします。拠点病院以外におかかりの場合でも、お近くの拠点病院の「がん相談支援センター」にご相談できます。また、お住まいの自治体にある「地域包括支援センター」では、主にご自宅で過ごすための方法を相談できます。

すぐではなくても、将来的に専門的な緩和ケアを受けられる緩和ケア病棟や在宅緩和ケアの利用をお考えの場合は、早めに相談しておくと良いでしょう。

知っててよかった緩和ケア

希望を描くがん患者の過ごし方 - がん相談支援センターのサポート

「これからは緩和ケアですね」と言われ、困っている方の一助となればと思い、緩和ケアの実際を描いた動画集を作成しました。
この動画では、がん相談支援センターについてご紹介しています。

令和4年度厚生労働省委託事業

家族ががんになったら知っておきたい緩和ケア

「これからは緩和ケアですね」と言われる

適切な緩和ケアを受け、おだやかに過ごしていただく上で、ご家族や近しい方々のサポートがとても大切です。
下の動画では、ある女性とご家族の、緩和ケアとの出会いとその後を描いています。

令和3年度厚生労働省委託事業