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患者さん・ご家族等一般の方へ

知っておきたい緩和ケアの基本

がんは、日本人の死因で最も多い病気です。現在、3人に1人ががんで亡くなっています。このように身近な病気になった、がん。あなたの大切な方も、がんで悩んでいるかもしれません。

がん患者さんは、がん自体の症状のほかに、痛み、倦怠感などのさまざまな身体的な症状や、落ち込み、悲しみなどの精神的な苦痛を経験します。「緩和ケア」は、がんと診断されたときから行う、身体的・精神的な苦痛をやわらげるためのケアです。

おぼえてください、「緩和ケア」。あなたの大切な方のために、あなた自身のために。

緩和ケアを受けられる方へ

緩和ケアでは、痛みを取り除くことを第一に考えています。
WHO(世界保健機関)は、「痛みに対応しない医師は倫理的に許されない」と述べています。痛みは、取り除くことができる症状であり、そのための緩和ケアを受ける権利は、誰にでもあるのです。

緩和ケアには、痛みのコントロールや痛み以外の心や身体のつらい症状にもそれぞれの症状にあった適切な治療やケアがあります。
「つらいな」と思ったら、どんなことでも遠慮せずに緩和ケアのスタッフへ伝えてください。

がんについて知りたい子どもたちへ

もしわからないことや不安ふあんなことがあったら、おかあさんやおとうさん、病院びょういん看護師かんごしさんやお医者いしゃさんに、相談そうだんしてほしいとおもっています。

みんなの体験談

がんサバイバーの声などさまざまながん腫の体験談を知ることができます。