• 趣旨・目的
  • 開催概要
  • 関連リンク先
講演概要

2007年施行のがん対策基本法に基く「がん対策推進基本計画」に拠り、緩和ケアは、PEACEプロジェクト(がん医療に携わる医師のための基本教育プログラム)、緩和ケア普及啓発事業(オレンジバルーンプロジェクト)を車の両輪として推進、着実に普及してきました。

しかし、緩和ケアは、その重要な使命の一環である終末期ケア、看取りの医療のイメージが定着しており、がん対策推進基本計画で目指されている「がんと診断された時からの緩和ケアの推進」という地平に向けては、一般的認識はもとより、医療関係者の認識においても、緩和医療提供の体制の面からも道半ばであるのが現状です。

この現状に活路を開くべく、今回、2013年のスタートを期して「がんと診断された時からの緩和ケアの推進」に関する緊急シンポジウム開催等を計画し、すべての医療従事者、患者・家族に「がんと診断された時からの緩和ケア」に係る共通認識の形成、具体的な実践への情報共有、導入の促進を図るものです。
「初期からの緩和ケア」に焦点をあてることにより、緩和ケアの理念、本質を浮き彫りにし、本事業の目標とする「緩和ケア」のイメージが、ひろく国民に定着していく一大契機となることを目的としています。




事務局へのお問い合わせ