がんになると、どのようなことが起きるのでしょうか?
・痛み、倦怠感などのさまざまな症状
痛みは、がん患者さんの70%にみられます。
・落ち込み、悲しみなどの精神的な苦痛
せまりくる「死」への恐怖
自分の「人生」に対する問い
緩和ケアとは、がん患者さんの苦痛を取りのぞき、患者さんとご家族にとって、自分らしい生活を送れるようにするための医療です。緩和ケアは、がんの治療中から、どの施設でも受けられます。
緩和ケアとは
● 痛みや、そのほかの苦痛となる症状を緩和する。
● 生命を重んじ、自然な流れの中での死を尊重する。
● 死を早めることも、いたずらに遅らせることもしない。
● 死が訪れるまで、患者さんが自分らしく生きていけるように支える。
● 患者さんの治療時から、患者さんと死別した後も、ご家族を支える。
● 患者さんやご家族に、心のカウンセリングを含めた様々なケアをチームで行う。
● 生活の質(クオリティ オブ ライフ:QOL)を向上させ、前向きに生きる
ちからを支える。
● がん治療の初期段階から、外科手術、化学療法、放射線療法などと
連携しながら、緩和ケアを行う。
世界保健機関編、武田文和訳、1993. がんの痛みからの解放とパリアティブ・ケア、がん患者の生命へのよき支援のために、金原出版、p5-6.の訳を参考に、WHOホームページ:http://www.who.int/en/をわかりやすく意訳した。



